14フィートアルミボートのクラックをアルミ溶接で補修
14フィートアルミボートのクラックをアルミ溶接で補修
大阪府の株式会社MST Holdingsでは、14フィートアルミボートの船底に発生したクラック(亀裂)のアルミ溶接補修を行いました。
今回のお客様からの最初のご依頼は、波で船体がジャンプした際に発生した、船底部分のクラック補修でした。
しかし、お客様から「ほかの部分もプロの目で確認してほしい」とご相談をいただき、アルミボート全体の溶接部を点検しました。
その結果、以前に溶接補修されていた部分に溶接不良があり、その周辺から再びクラックが進行している箇所を確認しました。また、新艇時から施工されていた水に浸かる立ち上がり部分のアルミ溶接にも、多数のクレーターが見られたため、該当部分も再度アルミ溶接を行いました。
アルミボートにクラックが発生した原因
アルミボートは、走行中の振動や波による衝撃を繰り返し受けます。
特に波を越えたときの着水衝撃や船体のねじれが繰り返されると、溶接部や溶接熱影響部、その周辺のアルミ母材に疲労が蓄積し、クラックが発生する場合があります。
また、一度補修された部分であっても、クラックの進行範囲や原因を確認せず、表面だけを溶接すると、溶接部の近くから再び亀裂が発生する可能性があります。
そのため、アルミボートの溶接修理では、見えている亀裂だけでなく、既存溶接部や周辺母材まで確認することが重要です。
今回のアルミ溶接補修工程
1.クラックと既存溶接部の確認
船底に発生したクラックの位置と進行範囲を確認するとともに、過去に補修された溶接部や周辺のアルミ母材を点検しました。
2.不良ビードの研磨・除去
既存の不良な溶接ビードを研磨して除去し、再溶接に適した状態へ整えました。
不良部分の上からそのまま溶接すると、内部に欠陥が残る可能性があるため、必要な範囲まで慎重に除去しています。
3.酸化被膜と汚れの除去
アルミ表面に形成された酸化被膜や汚れを除去しました。
アルミ溶接では、酸化被膜や油分などが残っていると、溶け込み不良、ブローホール、クレーターなどの溶接欠陥につながるため、下地処理が非常に重要です。
4.アルミTIG溶接によるクラック補修
下地処理後、アルミTIG溶接によってクラック部分を補修しました。
船体の板厚や溶接箇所の状態を確認しながら、入熱や溶け込みを調整して施工しています。
5.既存溶接部の再補修
以前に補修された溶接不良箇所や、水に浸かる立ち上がり部分に見られたクレーターも処理し、必要な範囲を再溶接しました。
6.溶接ビードと外観の確認
施工後は、溶接ビードの状態、クレーター、割れ、溶接箇所周辺の異常がないかを確認して作業完了です。
アルミボートは「上から溶接するだけ」では再発することがあります
アルミボートのクラック補修では、亀裂の上から溶接するだけでは十分とは限りません。
クラックの先端や進行範囲、既存溶接部の状態、不良ビード、酸化被膜、汚れなどを適切に確認・処理しなければ、補修後に再び亀裂が発生する可能性があります。
株式会社MST Holdingsでは、クラックや溶接不良の状態を確認したうえで、不良部の除去、研磨、酸化被膜の除去などの下処理を行い、アルミTIG溶接による補修を実施しています。
目に見えているクラックだけではなく、周辺の溶接部やアルミ母材も確認し、再発リスクを考慮したアルミ溶接補修をご提案します。
アルミボートのさまざまな溶接修理に対応
次のようなアルミボートのトラブルをご相談いただけます。
- 船底に発生したクラック・亀裂
- 波や着水時の衝撃による船体の割れ
- アルミ溶接部からの再クラック
- 既存の溶接不良やクレーター
- 船体やアルミ部品の穴あき
- 補強部分や立ち上がり部分の割れ
- 過去に補修された溶接部の再修理
- アルミボートの補強・改造
- アルミ部品の製作・交換
実物を確認し、損傷状態や板厚、補修履歴などを踏まえて施工方法を検討します。
アルミボート以外のアルミ溶接にも対応
MST Holdingsでは、アルミボートの溶接補修だけでなく、さまざまなアルミ製品の溶接・修理・製作に対応しています。
- アルミタンク
- アルミフレーム
- アルミパイプ
- アルミ鋳物
- 機械部品
- 車両・バイク部品
- 船舶関連部品
- アルミ製品のワンオフ製作
- アルミ製品のクラック・穴あき補修
持ち込みや郵送による修理に加え、施工内容や場所によっては出張溶接にも対応可能です。
大阪でアルミボートの溶接補修をご検討の方へ
アルミボートのクラックや割れは、放置すると振動や衝撃によって亀裂が広がる可能性があります。
「船底にクラックが入った」「過去に補修した部分が再び割れた」「溶接部の状態を専門業者に確認してほしい」といった場合は、株式会社MST Holdingsへご相談ください。
大阪府岸和田市・和泉市を拠点に、アルミボートの溶接修理、アルミTIG溶接、クラック補修、穴あき修理、既存溶接部の再補修に対応しています。
写真による事前確認も可能です。損傷箇所の全体写真とアップ写真をお送りいただくと、補修方法を検討しやすくなります。
株式会社MST Holdings
本社:大阪府岸和田市
第二工場:大阪府和泉市
対応内容:アルミ溶接・TIG溶接・ステンレス溶接・各種金属溶接
対応方法:持ち込み・郵送・出張溶接
よくあるご質問
他社で一度補修したアルミボートでも再修理できますか?
状態を確認したうえで対応を検討できます。既存の不良ビードを除去し、クラックの進行範囲や周辺母材を確認してから再溶接します。
アルミボートの穴あきや船底の割れにも対応できますか?
クラック、割れ、穴あき、溶接部の再補修などに対応しています。ただし、損傷範囲や腐食状態によって施工方法が異なるため、まずは写真または実物を確認します。
遠方からでも修理を依頼できますか?
持ち込みのほか、郵送可能な部品については郵送修理にも対応しています。大型品や現場施工については、内容に応じて出張溶接をご相談いただけます。
見積もりには何が必要ですか?
アルミボート全体、損傷箇所のアップ、周辺の溶接状態が分かる写真をご用意ください。ボートのサイズ、アルミ板の厚み、過去の修理歴なども分かれば、より詳しく確認できます。
Contact
無料見積りのご依頼・お問い合わせ
出張溶接も全国対応可能です。
お見積りやご相談は、お電話・メール・LINEよりお気軽にご連絡ください。
お電話でのお問い合わせ
072-425-6913
受付時間 8:00~17:00(日曜定休)
お急ぎ・緊急の依頼は下記番号にご連絡ください。
tel.090-5908-6091 <24時間年中対応>
