「Ninja ZX-10R 片持ちスイングアームを移植|アルミ溶接・ワンオフ加工 大阪」
Kawasaki Ninja ZX-10RにKTM 1290 SUPER DUKE R EVOの片持ちスイングアームを移植
大阪でアルミ溶接・ワンオフ加工を行う株式会社MST Holdingsです。
今回は、2012年式 Kawasaki Ninja ZX-10Rに、KTM 1290 SUPER DUKE R EVOの片持ちスイングアームを装着したいというご依頼をいただきました。
異なるメーカー・異なる車種のスイングアームを流用する特殊なカスタムのため、単純に部品を切断して溶接するのではなく、まずZX-10R純正状態の寸法や位置関係を正確に確認するところから施工を開始しました。
ZX-10R純正スイングアームの寸法・位置関係を採寸
まず、Kawasaki Ninja ZX-10R純正スイングアームの寸法を細かく測定しました。
特に重要となる、
・ピボットシャフトを基準としたショックマウントの高さ
・ショックマウントの前後位置
・各部の寸法
・スイングアームとの位置関係
などを確認し、純正状態の位置関係をデータとして記録しました。
異なる車種のスイングアームを流用する場合、見た目だけで位置を決めるのではなく、元の車両がどの位置関係で構成されているのかを把握したうえで加工を進めることが重要です。
KTM 1290 SUPER DUKE R EVOのショックマウントを加工
採寸したZX-10R純正データを基準に、KTM 1290 SUPER DUKE R EVO側の片持ちスイングアームを確認しました。
当初は、ショックマウント部分を切り出し、加工したうえで位置を合わせ、そのままアルミ溶接する予定でした。
しかし、実際に現物を合わせてみると、スイングアーム本体とショックマウントの間に想定以上の大きな隙間が発生。
この状態では、そのまま溶接することができません。
そこで、現物に合わせたワンオフ部品を新たに製作する方法へ変更しました。
アルミ材からC字型ブラケットをワンオフ製作
大きな隙間を単純に溶接で埋めるのではなく、アルミ材からスイングアームとショックマウントの間に入るベースブラケットを新規製作しました。
形状は現物に合わせたC字型とし、その内部にはさらに2か所の補強材を追加しています。
ショックマウントは走行時に大きな荷重が加わる重要な部分です。
そのため、単純に隙間を埋めるのではなく、形状や位置関係を確認しながら、補強を加えた構造で製作しました。
株式会社MST Holdingsでは、アルミ溶接だけでなく、必要に応じてワンオフブラケットや補強部品も現物に合わせて製作しています。
空洞だったショックマウントをアルミ板で塞いでから溶接
KTM側から切り出したショックマウントを確認したところ、切断部分の内部が空洞構造になっていました。
そのままC字型ブラケットへ溶接するのではなく、まずショックマウントの開口部分に合わせてアルミ板を製作。
空洞部分に蓋をする形で先にアルミ溶接を行い、その後の溶接ができる状態にしました。
そのうえで、新たに製作したC字型アルミブラケットとショックマウントを、事前に採寸したデータに合わせて位置決め。
最終的にアルミTIG溶接で一体化しました。
現物合わせだからこそ分かる問題にも対応
今回のように、Kawasaki Ninja ZX-10RとKTM 1290 SUPER DUKE R EVOという異なる車種の部品を組み合わせるワンオフ加工では、実際に加工を進め、現物を合わせて初めて分かる問題が発生することがあります。
今回も、当初はショックマウントを直接取り付ける予定でしたが、現物合わせによって想定以上の隙間があることが判明しました。
そこで加工方法を変更し、
採寸
↓
ショックマウント切断
↓
現物合わせ
↓
C字型アルミブラケット製作
↓
内部補強2か所追加
↓
ショックマウント空洞部分の蓋製作
↓
アルミTIG溶接
↓
位置確認・仕上げ
という工程で施工しました。
単純に「溶接する」だけではなく、現物の状態を確認し、その場で必要な部品や加工方法を考えながら形にしていくこともMSTの得意とする分野です。
大阪でアルミ溶接・スイングアーム加工・ワンオフ加工ならMSTへ
株式会社MST Holdingsでは、大阪・岸和田、和泉を拠点に、アルミ溶接をはじめ、さまざまな金属加工・特殊加工に対応しています。
・アルミ溶接
・アルミTIG溶接
・スイングアーム加工
・ショックマウント移設
・ワンオフブラケット製作
・バイク部品加工
・現物合わせ加工
・旋盤加工
・機械加工
・アルミ部品補修
・他車種部品の流用加工
・他社で断られた特殊溶接
など、一点物の加工についてもご相談いただけます。
「別車種のスイングアームを流用したい」
「市販されていない部品を作ってほしい」
「アルミ製バイクパーツを加工・溶接してほしい」
「現物しかなく図面がない」
「そのままでは取り付けできない部品を加工してほしい」
「他社で断られたアルミ溶接を相談したい」
といった案件についても、まずは現物や写真を確認しながら対応方法をご提案いたします。
アルミ溶接・ワンオフ加工・バイクパーツ加工・スイングアーム加工でお困りの場合は、株式会社MST Holdingsまでお気軽にお問い合わせください。
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