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溶接可能加工品目(株)MST Holdings

2021年02月18日 09:37:49

溶接で対応可能な加工品目とは?詳しくご紹介

アルミや鉄などを加工する際に使用する技術が「溶接」です。溶接で対応可能な加工品目はいくつもあるのですが、具体的な品目についてあまりご存じないという方のほうが多いかもしれません。しかし、意識していないだけで私たちの身の回りには溶接によって加工された品目がたくさん存在しているのです。

 

そこで今回は、溶接の加工品目についてご紹介いたします。

 

1.自動車・バイク

溶接は、主にステンレスやアルミなどの金属製品に対して用いられる手法となります。その中でも、自動車やバイクにおいては非常に多く用いられております。自動車やバイクは基本的に金属パーツによって成り立っていますので、溶接なくして完成はできないといっても過言ではないのです。

 

たとえばボディですが、板金のように金属を湾曲させるだけでなく、部分的に溶接によって設計通りの形状へと整えていくことになります。その他エンジンやマフラー、燃料タンクなどの各パーツに関しても細かい部分で溶接技術が用いられているのです。TIG溶接のように仕上がりが美しい手法によって行われることが多いので、完成品しか目にすることがない私たちでは溶接部分に気がつくことはできないでしょう。

 

また、製造過程だけでなく、修理の際にも溶接をすることがあります。修理の際には金属を結合させるということでなく、穴や傷を埋めることを目的として用いられるのです。穴が空いてしまった部分に対して溶接を行いまずは穴を埋め、グラインダーなどを使用して表面部分をきれいに整えることで元通りの状態へと戻します。

 

溶接にはいくつもの方法が存在していますが、製造過程ではアーク溶接スポット溶接TIG溶接が、修理の現場ではアーク溶接半自動溶接が主に用いられています。

 

2.配管

水道やガスなど、私たちの暮らしに欠かすことのできないインフラには配管が用いられています。

 

強度や耐久性が求められるものですので、金属製であることが多いでしょう。水道管やガス管は供給施設からすべての家庭に対して繋げなければならないため、地下では膨大な量の配管がまるで迷路のようにひしめき合っているわけです。

 

そのすべてを地続きの配管で行うことは不可能です。細切れになった配管をつなぎ合わせることで実現することになりますので、その際に溶接が用いられています。また、実際には配管に対して溶接をせずにボルトなどを使って結合できる仕組みが用いられることもあります。しかし、その場合であっても結合部分ではなくその先の配管部分は溶接によってできている部分となるわけです。

 

耐久性が高いとはいえ、劣化や損傷をしてしまうことも当然ありますが、その際にも溶接によって修復をすることになります。水道やガスが少しの隙間でも漏れてしまいますので大きな支障をきたしてしまいます。たとえ少量であっても、漏れた水やガスが後々大きなトラブルへと発展することも考えられるのです。そのためしっかりと修復をして今後しばらくは問題がない状態にしなければなりませんので、溶接という高い強度に期待ができる方法を用いているのです。

 

3.その他

金属と金属を結合させる手段としては、手間や強度などを考えると溶接がベストとなります。そのため、自動車やバイクのように、金属を主として構成されている製品に関しては、用いられる場面が少なからず一つはあるということになるのです。あまり世間では知られていない部分としては、工業用部品が挙げられます。

 

製品の製造や加工には基本的に機械が用いられていますが、その機械自体が金属によって構成されています。製造に使用する機械は精密であることが多く、内部の部品は非常に細かいものです。その一つひとつが加工された金属であるわけですが、そのパーツの中で溶接によって加工されたものも含まれているのです。

 

金属を結合できるからこそ成り立っているものが非常に多く存在していますので、溶接なくして今の暮らしはないといっても過言ではありません。製品自体が金属でなくても、元を辿ればどこかの部分で溶接によって成り立っているものが存在するでしょう。

 

4.加工が難しい物

金属同士を結合できる溶接ですが、中には溶接によって結合させることが難しいものが存在しています。

 

基本的に溶接は同じ金属同士を結合させるものです。そのためアルミとステンレスや、チタンとステンレスのように異なる金属同士の結合は難しく、その理由としては熱伝導率や融点の違いが挙げられます。電気の熱によって母体となる金属や溶接棒を溶かして結合させるのですが、その際に熱伝導率や融点が異なってしまうことで、片方だけが溶けてしまうなどの差が生まれてしまいうまくいきません。そのため、熱伝導率などを考慮した上で、慎重に溶接を行う必要があるというわけです。

 

自動車など、強度と軽さを兼ね備えた加工をする際などに異なる金属同士を溶接する必要があります。金属にはそれぞれ特徴がありますので、メリット部分を兼ね備えたものを求める際には加工をしなければならないのです。溶接自体にいくつもの種類があるわけですが、結合させる母体の組み合わせに関してもさまざまなバリエーションがありますので、実際に製品として完成するまでには加工が難しいものも当然存在しているということになります。そういった加工には熟練したスキルが必要となりますので、経験豊富なプロでなければできない加工といえるでしょう。

 

5. まとめ

溶接によって加工された製品・品目は私たちの暮らしに根付いています。どういった製品が溶接によってできているのかを理解することも大切でしょう。近年ではDIYなども人気があり、その中で溶接を必要とするシーンもあるかもしれませんが、その際にはプロに依頼するといいでしょう。アルミやステンレスや鉄や異種金属の溶接であれば、全国どこでも対応可能ですので、「株式会社MST Holdings」にぜひご依頼ください。

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