純銅の肉盛りTIG溶接補修なら株式会社MST Holdings|高難度な銅溶接に対応します!
2025年07月08日 12:59:00
純銅の肉盛りTIG溶接補修なら株式会社MST Holdings|高難度な銅溶接に対応します
純銅は、優れた電気伝導性や熱伝導性を持つ金属で、産業機械や電気設備、放熱部品などさまざまな場面で使用されています。しかしその一方で、純銅の溶接は非常に難易度が高く、施工には専門知識と高い技術力が求められます。特に、割れの補修や肉盛り溶接を伴う作業は、一般的な溶接業者では断られるケースも少なくありません。
株式会社MST Holdingsでは、純銅のTIG肉盛り溶接補修をはじめ、難加工材の溶接に数多くの実績があります。本記事では、純銅の溶接が難しい理由や当社の対応事例、作業のポイント、費用対効果などを詳しく解説します。
純銅の溶接が難しい理由
純銅は熱伝導率が非常に高いため、溶接中に周囲に熱がどんどん逃げていきます。そのため、溶接する部位を十分に加熱しても、母材の温度が保たれず溶融が安定しないのです。さらに、冷却速度が速いため、溶接部がすぐに固まりクラック(割れ)が発生しやすいという難点もあります。
その結果、純銅を溶接する際には以下のような対策が必要です。
母材の十分な予熱(300℃前後)
溶接中も温度を維持するためにガスバーナーで炙りながらの作業
TIGトーチとガスバーナーの交互作業
休憩ができないため複数人のチーム体制
こうした特殊な条件がそろわなければ、強度のある肉盛り溶接や補修は難しいのです。
当社の純銅TIG肉盛り溶接補修事例
あるお客様から、純銅の塊部材に発生した割れ部からの漏れ補修のご依頼をいただきました。この部材は、スクラップにしても300万円以上の価値がある高価なもので、新品を製作し直すとさらに高額になると予想される重要部品でした。
当社では、以下のような手順で対応しました。
1. 現地調査・温度管理計画
現物の割れの状態や母材の形状、厚み、使用環境を確認し、最適な溶接条件を算出します。今回は厚みが大きく、非常に強い熱拡散が見込まれるため、アセチレンバーナーによる予熱と温度維持が重要と判断しました。
2. 予熱・温度監視
溶接開始前に300℃程度までじっくりと予熱します。温度計で常時母材温度をモニタリングし、溶接中もバーナーで補助加熱します。
3. TIG肉盛り溶接
純銅対応の溶加棒を使用し、母材の温度が落ちないようにトーチワークとバーナーワークを交互に行います。温度が下がりすぎるとクラックが入るリスクが高まるため、溶接中は休憩できず、チームメンバーが交代でバーナー作業を担当しました。
4. クラック防止と仕上げ
溶接完了後も急冷しないよう、ゆっくりと冷却するように工夫。歪みや内部欠陥がないか最終検査を実施しました。
夏場の作業環境と技術者の努力
夏場の溶接作業は、気温が高い分母材温度を維持しやすいというメリットがあります。しかし、その分作業者への負担は増し、汗だくになりながらの作業です。炎天下の中、ガスとトーチの熱気に囲まれながらの作業は想像以上に過酷ですが、お客様の「新品を作り直さずに補修したい」というご要望に応えるべく、当社の技術者が一丸となって作業に当たります。
補修のメリット|費用対効果が抜群
純銅部品を新品で製作し直すと、材料費や加工費で数百万円に及ぶ場合があります。一方、既存品を肉盛り溶接補修することで、費用は新品の1/3〜1/10程度に抑えられるケースがほとんどです。
また、廃棄物の削減や短納期対応も補修の大きなメリットです。産業界のサステナブルなモノづくりの観点からも、補修技術は非常に価値が高い選択肢となります。
MST Holdingsが選ばれる理由
株式会社MST Holdingsは、大阪府和泉市・岸和田市に拠点を構える金属加工・溶接の専門集団です。特に、アルミ、ステンレス、真鍮、チタン、インコネル、ハステロイなどの難加工材の溶接に強みを持ち、全国からご依頼をいただいております。
以下の理由から、純銅溶接においても多くのお客様から支持されています。
✅ 難溶接材の豊富な実績
✅ 国家資格保有者による高品質な施工
✅ 短納期・出張対応も可能
✅ お客様のコスト削減と設備延命に貢献
まとめ|純銅の肉盛り溶接でお困りならご相談ください
純銅の割れや漏れの補修は、非常に難易度が高く専門性が求められるため、施工できる業者が限られます。しかし当社では、こうした高難度案件も積極的にお受けし、豊富な経験と確かな技術でお客様の設備を蘇らせます。
新品製作の高額なコストや長納期に悩む前に、ぜひ一度当社にご相談ください。現地調査・お見積りは無料です。大阪を拠点に、全国対応可能です。
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