異種金属の溶接加工ならMST Holdingsへ｜真鍮×SS400の事例紹介

金属加工の現場では、同じ材質同士の溶接だけでなく、**異なる金属同士を接合する「異種金属の溶接」**が求められるケースが数多く存在します。特に装置製造や試作開発の分野では、構造上どうしても異種金属を組み合わせなければならないことがあり、そこに高い技術力が必要となります。

株式会社MST Holdingsでは、アルミ・ステンレス・真鍮・銅・チタンなどの特殊金属溶接を得意としており、他社で断られるような難易度の高い異種金属溶接も対応可能です。今回はその中から「真鍮とSS400（一般構造用圧延鋼材）の溶接事例」をご紹介します。

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◆今回のご依頼内容と施工概要

お客様からのご依頼は、真鍮とSS400を組み合わせた部材の溶接加工でした。真鍮は加工性が高い一方で、溶接が難しい金属として知られています。特に鉄（SS400）との組み合わせは、熱膨張率や融点の違いにより割れや剥離が起こりやすいため、確実な接合には熟練の技術が必要です。

今回の施工では、銀ロウを使用し以下の手順で加工を行いました。

629. 母材の前処理
     油分や酸化皮膜を徹底的に除去し、接合部のクリーニングを実施。異種金属溶接では前処理の精度が仕上がりを大きく左右します。

630. 銀ロウによる接合
     銀ロウは優れた流動性と強固な接合力を持ち、異種金属同士を確実に接合できます。温度管理を細かく行い、強度と見た目を両立させました。

631. 酸洗と研磨仕上げ
     ロウ付け後に酸洗を行い、酸化スケールやフラックスを除去。さらに研磨を施すことで美観を高め、耐久性の向上にもつなげました。

完成後の仕上がりは高い強度と美しい接合面を実現し、お客様にも大変満足いただけました。

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◆異種金属溶接が難しい理由

異種金属の溶接は、同材質の溶接に比べて難易度が格段に上がります。その理由は以下の通りです。

• 融点の違い
  真鍮と鉄では融点が大きく異なり、片方が溶けすぎたり、逆に溶け込み不足になったりするリスクがあります。

• 熱膨張率の差
  加熱や冷却の際に膨張・収縮率が違うため、歪みやクラックが発生しやすい。

• 電食のリスク
  異なる金属が接触すると、環境によっては電食（ガルバニック腐食）が起こり、強度や耐久性に影響を与えることがあります。

こうした課題をクリアするには、材料特性に応じたロウ材の選定、適切な溶接条件、そして仕上げ工程での防食処理が欠かせません。

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◆MST Holdingsの強み

株式会社MST Holdingsでは、一般的な鉄やステンレス溶接に加えて、アルミ・銅・真鍮・マグネシウム・ハステロイなど色物金属の溶接に豊富な実績があります。さらに、JIS規格の溶接資格を持つ職人が在籍しているため、製缶品や精密機械部品など、精度と信頼性が求められる加工も安心してお任せいただけます。

特に「異種金属の溶接加工」は他社で断られるケースも多い分野ですが、MST Holdingsではこれを得意分野のひとつとして位置づけています。お客様からも「困った時はMSTにお願いすれば安心」との声をいただいており、リピーター様も増えています。

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◆まとめ｜異種金属溶接はMST Holdingsへ

今回ご紹介した「真鍮とSS400の溶接加工」のように、異種金属を組み合わせる案件は装置製造や試作開発の現場で少なくありません。しかし、その難易度の高さから対応できる業者は限られています。

MST Holdingsでは、銀ロウ溶接・TIG溶接・各種特殊溶接技術を駆使し、異種金属の課題を解決します。

• 真鍮×鉄

• 銅×ステンレス

• アルミ×銅

• チタン×ステンレス

といった組み合わせにも柔軟に対応可能です。

異種金属の溶接加工でお困りの際は、ぜひ株式会社MST Holdingsにご相談ください。確かな技術力と豊富な実績で、お客様のご要望にお応えします。

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◆お問い合わせ先

株式会社MST Holdings
本社工場：大阪府岸和田市田治米町37番1
和泉工場：大阪府和泉市浦田町402

📞 岸和田工場TEL：072-425-6913
📱 携帯直通：090-5908-6091
⏰ 営業時間：8:00～17:00（祝日も営業）
🌐 公式サイト：https://www.mstweldingfactory.com

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