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ヤマハ製アルミフレームの電動自転車をアルミ溶接補修しました|大阪の溶接ならMST Holdingsへ!

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ヤマハ製アルミフレームの電動自転車をアルミ溶接補修しました|大阪の溶接ならMST Holdingsへ

アルミ溶接補修のご相談をいただき、工場にてヤマハ製のアルミフレーム電動自転車の溶接修理を実施しました。
今回お預かりしたのは、メインフレーム部分が大きな衝撃によって破損してしまった電動アシスト自転車です。
お客様は、「ぶつかった衝撃でフレームが割れてしまったが、買い替えるにはまだもったいない。可能なら修理して乗りたい」とのことで、当社へご依頼くださいました。


ぶつかった衝撃でアルミフレームが破損。溶接部が“取れた”状態に

現物を拝見すると、アルミフレームの溶接部がクラック(ひび割れ)ではなく、完全に剥がれ落ちてしまっていました。
アルミ溶接の痕跡を見ると、メーカー製造時のビードは強度を出すために十分な溶け込みを確保せず、見た目重視で薄く重ねたような仕上がりでした。これは、おそらく溶接による歪みを最小限に抑えるための設計思想なのかもしれません。

とはいえ、メインフレームが衝撃で折れてしまうのはユーザー目線ではショックですし、溶接屋としても考えさせられる案件でした。
アルミ溶接は、母材に十分に溶け込ませて強度を出すのが鉄則ですが、設計によっては「万が一の時にそこが先に破損して衝撃を逃がす」という意図があるケースもあります。
「強度」「歪み」「コスト」「安全性」――ものづくりの現場の難しさを改めて実感した事例でした。


今回のアルミ溶接補修の手順

当社では、こうした自転車のアルミフレーム補修も可能です。
今回の補修は以下の流れで行いました。

1. 元の塗装を剥離

まずは溶接予定部位の塗装を丁寧に剥がし、母材の状態を確認。
アルミは酸化皮膜が強く、塗装や汚れが残っていると溶接不良につながるため、母材の金属面が露出するまでしっかり剥離します。

2. 周辺の樹脂パーツを保護

フレーム近くに樹脂部品や配線があり、溶接熱で溶けてしまう可能性があったため、耐熱シートで保護しました。

3. 仮付け

寸法や角度を確認しながら、仮付け溶接を行います。歪みが出ないよう慎重に位置合わせ。

4. 一層目の溶接

母材にしっかり溶け込むように、一層目は「凹むくらい」までビードを沈めるイメージで溶接。
これで強度のベースを作ります。

5. 化粧盛り

一層目の際からもともとのビードにつなぐように、ウィービングで脚長をしっかり出しながら化粧盛りしました。
見た目も自然に仕上げ、違和感のない美しいビードを再現します。


補修後の強度は、母材が先に折れるほどに

溶接が終わった後は、見た目もきれいで、強度的にも元の溶接部よりも強い仕上がりに。
次に大きな衝撃が加わったとしても、溶接部ではなく母材が先に折れるほどの強度を出すことができました。
お客様にも「これで安心して乗れる」と喜んでいただけました。


アルミ溶接は難易度が高い作業。実績のある溶接業者へ

アルミは熱伝導率が高く、溶けやすい反面、十分な溶け込みを得るのが難しい金属です。
また、熱歪みも大きく、見た目のきれいさと強度を両立させるには高い技術力が必要です。

当社、株式会社MST Holdingsでは、大阪・和泉市・岸和田を拠点に、こうした難易度の高いアルミ溶接補修にも対応しています。
電動自転車やオートバイのフレーム修理、アルミ製部品の肉盛り溶接、割れ・破断の補修など、豊富な実績があります。


出張溶接も可能。全国対応いたします

また、当社では工場持ち込みの溶接だけでなく、出張溶接サービスも行っております。
設備の大型フレームや据え付けが難しい機械部品なども現地で対応可能です。
もちろん、今回のような自転車フレームも持ち込み可能ですので、お気軽にお問い合わせください。


まとめ|アルミフレームの補修もMST Holdingsへ

アルミフレームの破損は「もう買い替えるしかない」と諦めてしまう方が多いですが、実は溶接補修で十分に使い続けられるケースも少なくありません。
溶接屋の技術力によっては、元の強度以上に仕上げることも可能です。

アルミ溶接にお困りの方は、ぜひ一度当社にご相談ください。


✅ アルミ溶接なら、株式会社MST Holdingsへ!
✅ 大阪・和泉市・岸和田から全国対応!
✅ 電動自転車のアルミフレーム補修もOK!


お問い合わせ先

株式会社MST Holdings
大阪府岸和田市田治米町37番1
TEL:072-425-6913
営業時間:8:00~17:00(祝日も営業)
和泉市工場も稼働中!
お気軽にお電話ください。


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