アルミ税関船の修繕工事|アルミ配管の溶接・浸透探傷検査ならMST Holdingsへ【出張対応】
大阪府岸和田市を拠点に金属溶接加工を専門とする株式会社MST Holdingsでは、先日、アルミ税関船の修繕工事を承りました。
今回の工事は、アルミ製の配管に対する**TIG溶接および浸透探傷検査(PT検査)**を行う内容で、
MSTHoldingsの中で今年最大の高難度な工事となります。
アルミ税関船の補修はTN-P免許保持者が必須|高難度案件にも対応可能
税関船のアルミ構造に関する補修・改修工事では、通常の溶接技術では対応できません。
とくにアルミニウム配管の修繕作業には「TN-P」JIS溶接技能者認証が必要とされています。
しかし、実際にはこのTN-P免許を持ち、さらに現場出張で対応可能な溶接会社は全国的にも非常に少ないのが現状です。
今回の案件でも、発注元から「対応できる会社が見つからない」とのことで、
最終的に当社へご依頼をいただく形となりました。
内作によるアルミ溶接+PT検査|万全の品質体制で対応
本案件では、アルミ税関船の構造に関わる**配管の溶接(TIG)および浸透探傷検査(PT)**を、
当社の内作(工場内製作)にて行いました。
実施内容:
- アルミ配管の高精度TIG溶接(材質:A5052系)
- JIS TN-P保持者による全数溶接対応
- 溶接後のPT(浸透探傷)検査を実施し、クラック・ピンホール等の微細な欠陥を検出
- 検査結果の記録と報告書の作成、提出
品質要求の高い案件では、**溶接部位の非破壊検査(NDT)**が求められることが多く、
当社では社内でPT検査も対応可能です。
出張溶接対応も可能|現地工事で従業員の技術力も向上
税関船本体への最終設置や確認作業では、現地への出張溶接対応も行いました。
工場内と異なり、屋外や船上など不安定な環境では施工条件が常に変化するため、
経験・応用力が必要です。
現場溶接は、
- イレギュラー対応
- 狭所作業
- 材料の熱歪み対策
など、普段の工場作業では得られない経験値が求められます。
当社の技術者にとっても、非常に実践的なスキルを身につける機会となりました。
アルミ溶接のプロ集団としての強み
株式会社MST Holdingsでは、アルミ溶接を専門に対応できる数少ない企業として、
多数の実績を積み重ねています。
特徴:
- JIS TN-P、TN-F、SA-2F 等 各種溶接免許保持者が在籍
- アルミ、ステンレス、鉄、チタン、ハステロイ、真鍮 など多材種対応
- TIG、MIG、アーク溶接すべて対応可能
- 内作・出張工事どちらも対応可能
- 非破壊検査(PT)対応・品質記録の提出にも柔軟に対応
また、全国からのご相談・出張工事にも対応しておりますので、
「近くに頼れる溶接業者がいない」とお困りの法人様・船舶関係者様は、ぜひ一度ご相談ください。
よくあるご相談内容
- 税関船・巡視艇などのアルミ構造物補修
- アルミ配管の現地溶接工事
- 溶接部の非破壊検査付き報告書の提出
- アルミフレーム・タンク・ブラケット等の板金製作と溶接
まとめ:アルミ溶接・配管溶接の出張対応ならMST Holdings
今回の税関船修繕工事を通して、あらためて当社の技術力・対応力の重要性を再認識いたしました。
特殊金属や特殊条件下での溶接にも対応できるノウハウは、
一朝一夕では身につけられるものではありません。
信頼性の高いアルミ溶接・配管溶接業者をお探しの方は、ぜひMST Holdingsへご相談ください。
お問い合わせ先
株式会社MST Holdings
本社・工場:〒596-0825 大阪府岸和田市田治米町37-1
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